2017年4月1日土曜日

民放5社、huluとTVerで常時同時放送の開始か



放送と通信の融合が加速しそうなニュースがきました。以下は日経新聞からの引用。

民放5社がインターネット放送で提携する。日本テレビ放送網とインターネットイニシアティブ(IIJ)が立ち上げた動画配信関連の共同出資会社に、他の在京民放キー局4社も出資。動画配信の中核システムを開発する。放送中のテレビ番組をネットでも同時に見られる「常時同時配信」に対応しやすくなる。放送と通信の融合が進む転換点になりそうだ。 JOCDNは動画配信に欠かせない「コンテンツ配信ネットワーク(CDN)」と呼ぶシステムを手がける。ネット放送でも通常放送と同水準の映像品質を実現するには技術改良が必要。放送技術を持つ民放と、IT(情報技術)に強いIIJが組み、独自のCDNを開発する。まず日テレ系の動画配信「Hulu(フールー)」や民放キー局が共同で手がける放映後の番組配信「TVer(ティーバー)」でこのCDNを使う予定。高精細な4K映像の配信もめざす。




huluでは、去年からはPCでリアルタイムの放送が始まっており巨人戦なんかの生中継でやってますよね。もうすぐスマホからでも見れるようになるんで、Fire TVからでもいずれ見れるんじゃなんでしょうか。

とはいっても、huluやTVerはTVのコンテンツの再放送の場としての活用がメインになっているのが現状です。ネットで動画をみるのが当たり前になっている若い世代が増えれば増えるほど、TVは高齢者向けになってしまいます。現実に病気や介護の番組がTVで明らかに増えていってる思います。

ネットでもTVを同時に見れるようにすることはNHKも検討しており、自然な流れだと思います。今はhuluやネットフリックスやAmazonプライムなど様々な有料の動画サイトがありますが、民放が広告モデルのTVとリアルタイムで無料でみれるネットサービスに力を入れると大きなインパクトがあると思います。

Abema TVがある意味先んじているかもしれませんが、コンテンツを作る力が民放の強みなので、十分に巻き返せると思います。

あと、ジャニーズのような原則ネット禁止の事務所ははやく方針転換しないとそろそろヤバイと思います。



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