2017年3月31日金曜日

私のソーシャルレンディングへの投資額を公開




投資系のブログでは自分の投資のポートフォリオを公開している方は多いので、私もソーシャルレンディングだけでも公開しようと思います。



まず、ソーシャルレンディングの口座は使っていないのも含めてけっこう持っています。もともとまだ成熟した市場ではないんで、リスクマネージメントのためにいくつかの業者の口座をもっている投資ブロガーは多いです。

実際に、資金を投入している口座は4つで、総額は309万円です。内訳をいうと、

1,GMOクリック証券 (資金繰りなど)  73万円

2,ガイアファンディング(米国不動産) 160万円

3,グリーンインフラレンディング(再生可能エネルギー) 70万円

4, OwnersBook(国内不動産)   6万円

です。

事業者の中でも各案件に分散投資していますし、業者でも分散投資もしている形です。

月額で約2万5000円の金利収入が入ってきてます。実質何もしていないのに、これぐらいの定期収入があるのがソーシャルレンディングの醍醐味だと思っています。

口座は持っているが、まだ投資していない業者は、ラッキーバンクやmaneoやキャッシュフローファイナンスです。

GMOクリック証券はmaneoというソーシャルレンディングの大手の案件を扱っていますし、ガイアファンディングとグリーンインフラレンディングはmaneoグループですので、投資額全体でmaneoの影響は大きいです。

今後の戦略は試行錯誤です。もともとオーナーズブックだけでソーシャルレンディングをやっていこうと始めたのに、オーナーズブックにはあまり投資せずに、ガイアファンディングの米国不動産にたくさん投資しています。

理由はいくつかあって、ソーシャルレンディングは債券投資ということなんで、利回りが重要になってきます。一方で利回りが高くなると貸し倒れのリスクが一般的に高くなります。その微妙なバランスを考えていたら、上記のようなポートフォリオになりました。ガイアファンディングとグリーンインフラレンディングの利回りは高いです。

ソーシャルレンディングは繰上償還が多いので、その繰上げ資金をどこに再投資するかという問題もあります。もしかしたら、比較的に信用力の高い GMOクリック証券 に資金の比重を大きくしていくかもしれません。


三菱UFJ、米欧豪6行と仮想通貨技術を活用、即時決済、手数料安く



フィンテックの中核的存在としてビットコインなどの仮想通貨があります。仮想通貨について新たな展開が日本の銀行が絡んだ形で報道されているのでここでも報告します。




以下は日経新聞からの引用です。


三菱東京UFJ銀行は2018年初から、仮想通貨の中核技術であるブロックチェーンを活用した次世代型の国際送金サービスを始める。米バンクオブアメリカ・メリルリンチなど米欧豪の大手6行と連携。米ベンチャーのリップルが持つ技術を活用し、即時決済を可能とする。高止まりしていた手数料も引き下げる見通しだ。新技術を通じた世界連合で、銀行システムの利便性を高める。 銀行は多額の費用を投じ、他者に侵入されにくい頑丈なシステムを構築してきたが、その維持・更新コストは経営の重荷だった。そこで三菱UFJなどはブロックチェーン技術に注目。大規模なサーバーなしに低コストでシステムを開発でき、高度な暗号技術で情報を改ざんされにくい強みを生かすことにした。銀行間の情報融通も一段とやりやすくなるとみる。

 
2018年の初めには、三菱UFJが個人向けからサービスを始めて、徐々に企業向けに拡大するようです。

これにより送金のコストが劇的に安くなることが期待され、とりわけ海外送金の場合は1件3000円以上になることもあるので下げ幅は大きくなるでしょう。

日本の銀行としては、大事な収入源の手数料が少なくなるので、ブロックチェーンには消極的だと思われていましたが、手数料が減ったとしても、コスト自体も下がるので、顧客の利益と銀行の利益の双方の利益が実現できると思ったのでしょう。

ブロックチェーンの技術は、送金以外にも契約の記録など様々なところでも応用ができます。その流れに日本銀行もどんどん加わってほしいです。


【参考】ブロックチェーンの意味とは(日経新聞からの引用)

仮想通貨ビットコインの基盤技術として生まれた。「インターネット以来の革命」と呼ばれ、金融以外でも幅広く活用されつつある。会社間の契約を記録するプラットフォーム、不動産売買などの記録、個人認証を使ったセキュリティー分野などでも今後利用が進むとみられる。金融分野では海外送金のほか、外国為替証拠金(FX)取引の履歴の保存などに生かす動きがある。


ソニー――1年9カ月ぶり高値、来期の業績回復に期待だが



ソニーの株価が好調です。




以下は日経新聞からの引用。


ソニーの株価が昨年来高値を更新。2018年3月期は、連結営業利益が20年ぶりに最高を記録する可能性が出ている。 来期は家庭用ゲーム機「プレイステーション4」やスマートフォンに使う画像センサーの需要が増え、連結営業利益は5000億円前後と今期予想の2倍超になりそう。ドイツ証券は28日付リポートで、目標株価を4100円から4300円に見直した。 1ドル=110円程度の円高傾向が続くが、ソニーにとっては円高・ドル安の方が収益の追い風になる。ドル建てで調達する部品が多く、1円の円高はエレクトロニクス事業で35億円の営業増益要因になるためだ。

ということで、ソニーの株価が好調みたいだが、昔からのソニー好きの私からしたら素直に喜べない。それはここ数年かなりの選択と集中をしたために、かつてほど冒険をしておらず無難な経営をしているためかもしれない。

加えて、好調とされるゲーム部門が海外での寄与が大きく、日本ではそれほど盛り上がってはいない。むしろPSvitaはいつ撤退するのだ、と話題になる不始末だ。

日本ではスマホのXPERIAがそこそこ好調だが、海外では厳しい。確かに相場の平均よりも高い製品になっているのでたくさん売れるという感じになっていない。

今、私は使っているのはXPERIAであるが、もしソニーがXPERIAを撤退すると、ソニー製品が私の中から消えてしまうんです。そういう状況なので、好業績が素直に喜べません。

積立型NISAでもETFは対象になる




来年から始まる積立型NISAの詳細が少しずつわかってきました。




以下は日経の記事からの引用。

金融庁は2018年に導入が決まっている積み立て型の少額投資非課税制度(NISA)の対象商品の条件を決めた。販売時に生じる手数料について公募株式投資信託はゼロ、上場投資信託(ETF)で1・25%以下のものに限る。利用者が業者に支払う手数料が膨らみ、相場変動以外の要因で運用資産が目減りするのを防ぐ。初心者が安心して使える制度を目指す。 積み立て型NISAは年間40万円までの投資から得られる配当や売却益を20年間、非課税にする新制度。27日成立した税制関連法に盛り込まれ、18年1月に始まる。 投資上限を今あるNISAの3分の1に抑える代わりに非課税期間を4倍に延ばした。長期にわたる投資を促す狙いがある。
ポイントは、証券会社がボッタクリができないように金融庁が設計しているようです。しかも、私が注目しているETF(上場投資信託)も積立型のNISAの対象になるということで、日本のETFの最大の弱点と言われている流動性の欠如も改善されるきっかけになるかもしれません。

ETFの場合は信託報酬率が0.25%以下の銘柄が対象ということなんで、新興国債券などコストがかかる銘柄は対象にならないことになります。

これは難しい問題ですね。将来性を考えればポートフォリオの一部に新興国の株や債券を組み入れるのはよくやるパターンなのですが、短期的にはコストがかかるので信託報酬が高くなり積立NISAの対象になれないんですから。

全体的に感じるのは、積立型NISAの対象になるために、信託報酬率を下げようという動きを促すことが金融庁としての目的なのかもしれません。アメリカと比べて日本の信託報酬率は高いと言われています。これを下げることは貯蓄から投資への一歩になるかもしれません。

今までのNISAの仕組みも残り、積立型NISAが好きになれないひとは別に使わなくてもいいです。私も積立型NISAは使わないでしょう。大きく相場が落ちた時に果敢に投資するスタイルなもんで。


2017年3月30日木曜日

ソーシャルレンディング業者でスマホアプリに対応しているのはオーナーズブックだけ



投資型クラウドファンディングであるソーシャルレンディングは、5%以上の利回りが期待できるミドルリスク・ミドルリターンの金融商品として、近年注目されています。ソーシャルレンディングは、フィンテックのなかの一つと言われているだけあって、スマホとの相性も抜群です。




まず、まだPCサイトしか対応していない業者もありますが、かなりのところはスマホサイトも対応しています。しかし、フィンテックというのですから、スマホのアプリも対応して欲しいものです。

実は一社だけアプリに対応していて、私もそこの投資をしています。業者名はオーナーズブックというところなのですが、国内の不動産向けのソーシャルレンディングです。

不動産特化型クラウドファンディングサービス【OwnersBook】

ここの親会社に出資いるのが大手のIT企業なので、アプリにもすんなり対応したのかもしれません。

スマホのアプリに対応にしているということは、ある案件に投資をしようと思ったらアプリを起動させてすぐに投資ができますし、これまでの投資履歴などもアプリで確認できます。とりわけ、プッシュ通知機能があることが便利で、新しい案件が発表されたらすぐに通知がきて、少しでもはやく資金を投入するということもできます。

私が、オーナーズブックに投資をしているのは、このアプリ対応に惹かれたからです。今後はいろいろなソーシャルレンディング会社がアプリに対応してほしいですね。フィンテックなのですから。



スポナビライブがFire TVに対応 スポーツ定額配信時代の幕開け




今年はスポーツのネット定額配信が盛り上がっていますが、ポイントとしては、いつでもどこでもみれるという点です。スマホとタブレットとPCで観れるだけではなく、ちゃんとTVでも視聴できなくては意味がありません。



しかし、TVはインターネット化が遅れているため、ネットサービスをTVで観るにはこうしたらいいというスタンダードがまだありません。

そんななか出てきたのがAmazonのFire TVです。これは約5000円の低価格でTVをインターネット化させることができ、YOUTUBEやニコニコ動画やAbemaTVやDAZNなど様々なネットコンテンツをTVで視聴できるようになります。

そして、ソフトバンクのスポナビライブもついにFire TVに対応しました。Fire TVでスポナビライブのアプリをダウンロードすればすぐに観れます。

ライバルであるDAZNはすでにFire TVに対応しているので、少し遅れをとっていた形でしたが追いつきました。

ネットでの感想では、DAZNよりも高画質で視聴できているみたいなんで、この辺りがDAZNに対する強みになっていきそうです。



みんなのクレジットの行政処分の内容が明らかに




ソーシャルレンディングのみんなのクレジットの行政処分の内容が明らかになりました。過去記事リンク

みんなのクレジットの行政処分のリンク

一ヶ月の業務停止の処分ということで、より厳しい処分がくだされると予想していた方も多かったので、思ったより処分が軽いという印象です。




当局の検査の結果は決して良くなかったが、みんなのクレジット側が真摯に改善の姿勢を見せてたんでしょうか。

過去に行政処分を受けたソーシャルレンディングの事業者はいましたが、これよりも長い期間の業務停止でした。

今回のみんなのクレジットの騒動がソーシャルレンディング市場全体に大きな悪影響を与えると危惧していたのですが、「一ヶ月」という期間だけをみるとこっちが少し騒ぎすぎたのかな感じてしまいます。

ただ、今後、みんなのクレジットへ積極的に投資する人はかなり減ることが予想されますし、投資した資金が返ってくると決まったわけではありません。引き続き引き締めていこうと思います。


任天堂には3DSを切り捨ててSwitchに集中してほしい



昔から任天堂のゲーム機で育ってきた人なら、任天堂にはこうあってほしい、任天堂にはこういうゲーム機を作ってほしい、などの欲求みたいなものを抱いている人が多いのではないでしょうか。




私としては、モバイルインターネットやソーシャルネットワークや動画配信などが普及した社会に相応しいゲーム機を作って欲しいです。

特に3DSは優れている面もありますが、あらゆる面で時代遅れになってしまったゲーム機であるような気がします。解像度が低いのはもとより、モバイルネットワークにつながっているわけでもなく、2画面のせいでYOUTUBEなどの動画配信にも向いていません。

3DSの普及率が高い日本では、今となってみたら3DSが日本の技術の発展を阻害している面もあるような気がしています。

Switchが時代の先んじた技術がつまっているとも思えませんが、3DSよりは今の時代にマッチしていると思います。2画面を捨てたので動画配信との相性もいいです。

だからこそ、はやく3DSを切り捨ててSwitchに集中してほしいという気持ちがあります。Switchを携帯機としてもしっかり位置付けて、3DSに本来出すであろうソフトもSwitchに投入してほしいです。Switchが携帯機としてデカすぎでかつ値段が高いというのなら、携帯機に特化した小型の安価版も出してみるのもいいと思います。

任天堂らしさを出すために個性を出すのもいいのですが、最低限の時代の要請にはきちんと対応してほしいです。



任天堂のSwitchは依然として不透明



任天堂の新型ゲームであるSwitchが発売されて数週間が過ぎて、販売台数などの数字が発表され始めた。過去の任天堂ハードと比べると若干弱い感じもするが、かといってゲーム機が売れる年末商戦でもなく、まあまあ、という印象です。




もともと、ある一定の任天堂のコアのファンが発売直後に必ず買うという現象がいつも起きるので、発売直後の売上はあまり重要ではない。今後は、一定の任天堂のコアファン以外の人がいかに継続的に買ってくれるかが焦点になる。だが、その辺りが依然として不透明である。

理由としては、

今後のソフトラインナップが失敗とされているWii U以下レベルのモノであること。スプラトゥーンの新作やマリオの新作などのレベルのラインナップはWii Uであったので、インパクトはない。12Switchのようなゲームが大ヒットに繋がることが重要であるが、私がやった感想と周りの反応をみても大ヒットにする感じはなく、売上本数も伸びてはいない。

下品な言い方をすると、今後のラインナップはWii U末期のスカスカの時とたいして代わり映えしない。任天堂以外のソフトメーカーはWii Uの時以上に慎重になっているように感じる。聖剣伝説のSwitchへの移植が発表されて少し話題になったが、このぐらいの移植で話題になるほどSwitchのラインナップは弱いのかと逆に驚いた。これはVCとして安く提供するレベルのものだと思うのだが。

ドラクエの新型がSwitchで発売される予定であることは追い風だが、Wii、Wii U時代はドラクエの10を任天堂がほぼ独占できていたことを考えると、PS4などで発売されたあとに発売してもインパクトは弱いと思う。

スマホの普及が小学生までに及んでいる現代に、ゲーム専用機としての価値が試されているが、そのゲーム専用機としての価値がゲーム分野でスマホに負けているように感じてしまう。


楽天証券には代用有価証券をFXで利用できるようにしてほしい



日本には様々な証券会社がありますが、それぞれに個性があり扱っているサービスや価格設定などにも違いがあります。ですので、資産運用の達人レベルの人は複数の証券会社に口座を開いて使いこなしています。




私も、楽天証券とGMOクリック証券と野村證券の口座を持っており、株とFXは楽天証券で、CFDやソーシャルレンディングはGMOクリック証券、野村證券は債券と使い分けをしています。

しかし、楽天証券とネット証券のトップ争いをしているSBIの口座は持っていません。SBIはネット証券のトップランナーということで様々なサービスを先んじて展開しており、私としては是非使ってみたい証券会社です。しかし、SBIを使うにしても、株やFXの利用になるので楽天証券と被ってしまいますから、口座を作るところまではいってません。

そんなSBIなんですが、SBIでは楽天証券がまだやっていないFX株券担保サービスというのをやっていまして、これが羨ましいかぎりなんです。このサービスは、代用有価証券として株を担保にFXができてしまうんですよ。

通常ならFX口座に現金を入金したりして、現金が長期に渡って拘束されてしまいます。しかも、ロスカットを避けるために必要以上の現金をFX口座に入れておかないといけません。投資効率は悪いですし、株の資産を有効に使うことができてません。

私の場合、株とFXは逆相関になるように運用しています。FXはユーロやスイスフランの売り建てをしています。ですから、株がプラスの時はFXはマイナスですし、株がマイナスの時はFXはプラスです。とりわけ、FXがマイナスになる時に株を担保にできていたら、FXのロスカットのリスクがかなり軽減でき、安心して長期運用ができるようになります。

楽天証券のホームページをみると、「現在はできません」と書いてました。これは近い将来できるようになることを示唆しているのでしょうかね。そうであれば有り難いことです。SBIが代用有価証券でFXができるようになったのは2012年なので、もうけっこう経っています。そろそろ楽天証券にサービス開始を発表してもらいたいです。


2017年3月29日水曜日

日本の古い労働環境をかえるにはソーシャルレンディングは必要である



ソーシャルレンディングには果敢に投資している私ですが、みんなのクレジットの不祥事があったとしても引き続きソーシャルレンディングを育てていきたいと思っています。




もともとみんなのクレジットには投資していないので、特に個人的には被害はないのですが、このソーシャルレンディングという市場を大きくしたいと思っている人たちという視点でみると私も被害者です。

日本の金融市場は極端な側面があり、銀行に預金していてもほとんど金利はつきません。一方、リターンを求めてリスクのある投資をしようと思っても、株やFXはハイリスクの投資ということで、気楽に参加できるようなものでもないです。その結果、殆どの人が仕方なくリスクのない金利のつかない銀行に預金をしています。

ですから、日本人には稼いだお金を運用して生活するという視点が育たず、働かないと生きてはいけないという強迫観念に陥ってるような気がします。資産運用をすることによって日々の生活は楽になり、そんなに心身を消耗させて働かなくても生きていけるという考えにならず、長期労働や残業地獄の原因の一つになっているような気がします。

そんな人達に、ミドルリスク・ミドルリターンという新たな市場を提供することによって、そこそこ稼げばそれなりに生活ができるという社会を実現したいなと思っています。

ですから、ソーシャルレンディングという市場は、日本の労働環境を21世紀型にかえていくためには必要だと思っています。


みんなのクレジットショック後のソーシャルレンディング各社の社長の意思表明



ソーシャルレンディングに投資している投資家にとって、みんなのクレジットという運営会社の事案が今後の投資の不安要因になることは、ある程度は避けられないでしょう。



その不安を払拭するために、ソーシャルレンディング各社は投資家の懸念を払拭するために方策を果敢にしてほしいです。

大手のmaneoやLCレンディングの社長さんは、この件についてブログで意見を表明しています。ソーシャルレンディング投資家である私としては有り難い対応だと思います。

maneoの社長さんのブログ

LCレンディングの社長さん

リンクは貼っておきましたので、興味がある方は御覧ください。

maneoの社長さんには、maneoグループには不真面目な営業者はいらないと、言っていただきました。

今回の件でソーシャルレンディングがよい方向で発展するきっかけにできるように営業者と投資家は一丸になっていけたらいいと思います。



FXはCFD(差額決済取引)の一つである



私の投資戦略の一つにCFD(差額決済取引)というモノがあります。

CFDは投資家の中でもやっている人はまだ少なく、日本においては一般的な投資スタイルにはまだなっていません。ただ、CFDの使い勝手はよく、世界中の指標や個別銘柄に簡単に投資でき、売り建てもできるなど資産運用の一つの手段として有用だと思っています。CFDが日本で普及してほしいという想いを込めて簡単にどんなモノか説明します。



FXはCFDの中の一つであるということが、重要な視点だと思います。FXは日本では比較的一般的な投資ですが、CFDでは、通貨だけでなく、世界中の金融資産にFXのように投資できるのです。

具体的に、私が使ってるGMOクリック証券では、日経255,米国株、イギリス株、ドイツ株、インド株、金、銀、白金、コーン、大豆、原油、上海株、アップル、google、フェースブックなどたくさんあります。アメリカや中国の個別の一流企業に投資できることはETFでもできません。

FXと同様に、スプレッドなどで取引手数料はゼロで、レバレッジは最大20倍で、ほぼ24時間取引可能で売りからでも注文できます。

ですから、FXよりも多様な金融資産に投資でき、少額から投資できるのでCFDだけを使って投資家としてやっていくとうやりかたもありだと思います。

敢えて注意点を言えば、配当が目当ての長期投資には向いてく、あくまで短期的な取引に向いてます。

証拠金取引なので、少ない額でたくさんのお金を動かせますが、ロスカットのリスクもあるので、注意が必要です。FXをやっている人には当たり前のことかもしれませんが。

要は、先物取引なんですが、世界中に投資できて、しかも少額でできるというのが特徴です。GMOクリック証券を使ってますが、アプリがかなり優秀なので、オススメです。



2017年3月28日火曜日

ビットコインの価格変動リスクの考察



私がまだビットコインへ投資はしてませんが、いずれしようとは思っています。まだ投資対象としてみていない理由としては、ビットコインの価格変動が株や為替以上に予想困難なことがあげられます。では、なぜビットコインの価格変動は大きいのでしょうか。




考えられる理由としては、

1、市場参加者が少ないので、取引量が少ないことです。買いたい人と売りたい人とのバランスが崩れやすく、いったん崩れると大暴騰や大暴落を引き起こしてしまいます。

2,市場参加者がビットコインに対して疑心暗鬼であることです。ビットコインは将来的に国際的な決済のスタンダードになるであろうと頭では理解していても、心のどこかで不信感が根強いことがあります。ですから、何か価格が変動するような政治経済ニュースがあると必要以上に投資家が過剰反応をしてしまっているような気がします。

3,ストップ高やストップ安がないなど、法規制が追いついてないこと。株などでは、ある一定の範囲を超えて変動すれば取引を停止するなど、相場が行き過ぎた反応をすることを防ぐ仕組がありますが、ビットコインにはまだそういうシステムがありません。

4,国家による介入に対する警戒感があります。これは3と矛盾したものであるかもしれませんが、法制度が未整備なため、国家がマネーロンダリングなどの不正目的で使われてしまったりすることを防ぐためにビットコインを規制してしまい、価値が下がってしまうというリスクです。ビットコイン投資家はこれに対しては最大のリスク要因として常に警戒をしています。

これらがビットコインの過剰な変動要因だと思っています。ただ、価格が変動すること自体は、差益を獲得するチャンスでもあるんで、悪いことだけではありません。ただ、私としては、ある程度の予想可能性は確保したいので安定はしてほしいです。

おそらくビットコイン投資家の層が厚くなり、ビットコインを前向きに利用するという方向で法制度が整備されていけば、ビットコインの価値も上がり、投資対象として今よりも魅力的になるような気がします。



GMOクリック証券のソーシャルレンディング事業の行方



5%以上の利回りが実現できるミドルリスク・ミドルリターンの債券投資としてソーシャルレンディングが注目されています。大手はmaneoという運営会社で、このmaneoには、投資会社など様々なところが将来性を見込んで出資をしています。その中でも証券会社のGMOクリック証券からの出資を受けていることが注目されています。



ソーシャルレンディングは市場として未成熟で、法制度が追いついてないのではないかと思うようなときもあり、FXの初期のような混沌さに包まれています。要は、胡散臭い運営会社がいるんじゃないかという疑心暗鬼にソーシャルレンディングの参加者はいつも悩まされています。

そんななか、GMOという上場企業の信用度を武器にmaneoが大きく飛躍するのではないかと期待されています、しかし、結果は出ていません。GMOが窓口になってmaneoの案件を販売したのですが、満額で成立した案件は少しかなく、ほとんど投資がされていない案件も多いという惨状でした。

私が考える理由としては、

1,GMOの利用者は資金はあるんですけど、ソーシャルレンディングというものを理解しきれずまだ警戒しているのではないでしょうか。低金利で慣れてしまっている日本の投資家にとって、5%以上の利回りは逆に貸し倒れリスクがとてつもない高い案件だと思ってしまっているような気がします。もちろん、相応のリスクはありますが、maneoは今のところ大きな貸し倒れをだしているわけではありません。

2,GMOで投資できる案件がmaneoの劣化案件であることです。これは同じ案件でもmaneoで買うときと比べGMOで買った方が利回りが少し低くされていることです。GMOの信用力を借りるので利回りが少し低くなるのはある意味合理的かもしれませんが、どうせなら利回りがいいmaneoで投資した方がいいんじゃないかと思う人が多かったのかもしれません。

1はソーシャルレンディング未体験の人からの推察で、2はソーシャルレンディングのベテランの側からみた推察です。未体験の人はソーシャルレンディングを怪しいと思っているし、ベテランは利回り重視であえてGMOで買わない、ということでしょうか。

実は、GMOも学習しているようで、最近ではmaneoと同条件の案件をだしはじめました。8%近い利回りの案件もあり、GMOは利回りが低いということもなくなってきました。

これは一時的な措置なのか恒常的な方針転換なのかはわかりませんが、ソーシャルレンディングのベテランの方々の資金が向かい始めるかもしれません。GMOが抱える資金を持ったソーシャルレンディング未体験の人には、ソーシャルレンディングはそこまで危険ではないと、無事に償還を重ねることで証明していく地道なやり方が時間がかかるのですが必要なのかもしれません。

maneoのソーシャルレンディングのノウハウとGMOの信用力で、大きな流れを作っていきたいです。


投資家の私がビットコインをまだしない理由



私は様々な金融商品に投資をしてます。特に金融とITの融合であるフィンテックには大きな興味があり、ソーシャルレンディングを中心に参戦しています。しかし、フィンテックの代表格とも言える仮想通貨であるビットコインには、まだ投資をしていません。ビットコイン専用の口座はビットフライヤーという会社ですでに作ってるんですがね。




ビットコインにまだ投資をしない理由

1,金利を生まない(不労所得生活に向いてない)

私の投資の基本姿勢は、キャピタルゲインではなく、インカムゲイン戦略です。つまり、日々売買をして差益を狙っていくというスタイルではなく、長期的な視点で安くなった銘柄でかつ高い金利や分配金がついてくる銘柄に投資をします。

ビットコインというのは、金や原油や絵画などと同様にそれ自体は何も生んでないので、持っているだけでは定期的な収入になりません。ですから、将来的に寝ていてもお金が入ってくるという不労所得の生活が目標の私にはビットコインは合いません。

2,相場の動きが読みにくい

私の投資スタイルは長期の分配金狙いなのでできるだけ日常の値動きはヘッジしていきたいと考えています。ですから、例えば日経平均株価のETF(上場投資信託)を買って、同時にFXで売り建てをするなど、逆相関の金融商品を同時に買うことによって実質的な値動きをなくす方策を果敢にとっています。

しかし、ビットコインは、何と相関関係があるのかが未だによく分からず、安定的な運用がしにくいんです。よく、中国人が買っているとか、インド人が買っているとか噂レベルの話を聞きますが、それだけでは将来の変動へのヘッジは難しいです。

というわけでは、私は「まだ」ビットコインへは投資してません。ただ、ビットコインの口座を持っていることからわかるように、条件を満たせば参戦しようとも思っています。貸株のように買ったビットコインを貸してその金利で収入を得るなど、インカムゲイン的な手法は今後生まれるかもしれませんしね。

 

音楽はクラウド保存と定額ストリーミングという時代



音楽ライフの基本は、クラウド保存と定額ストリーミングという時代になっています。私は、今までの人生で買ったCDはgoogleプレイミュージックでクラウドで保存して、これからの曲や未知の曲は、AmazonプライムミュージックやSpotifyの定額ストリーミングを利用しています。



定額ストリーミングについては、ここ2年くらいで加速度的に普及してきた感があります。特に、無料で使えるサービスが出てきたことのインパクトが大きかったと思います。少し前なら、定額ストリーミングについて知り合いに話すと、「何それ?所有感がないからいやだよ」などと言われていました。

一方で、クラウド保存できるサービスの最先端であるgoogleプレイミュージックを利用している人はまだ少ないような気がします。このサービスは、「5万曲」の自分の所有する曲をクラウドにアップロードでき、いつでもどこでもその曲を聴けるようになります。

1曲あたりは300MBまで大丈夫なので、2時間のライブ音源を1曲としてアップロードできたりします。もちろん、オフラインモードもあるので通信ができないような環境でも予めダウンロードしとけば聴けます。

定額ストリーミングの場合は、その聴いている曲は自分の所有物でないので所有感は確かにありません。特に日本人は自分が所有していることに価値を感じることが多いので、大事な要素かもしれません。

しかし、googleプレイミュージックのクラウド保存は自分の所有する曲をアップロードするので、CDなどの物理メディアを持つような所有感はありませんが、自分の曲をいつでもどこでも聴けるという所有感はあります。

ですから、クラウド保存と定額ストリーミングという大きな2つの流れが苦手な人がいれば、まず自分の持っているCDなどをgoogleプレイミュージックでクラウド保存してみればいいと思います。

もう、CDという円盤はいらないんだな、と感じると思います。