2017年1月7日土曜日

ソーシャルレンディングがヤバイ



 最近、私が熱狂していることに、ソーシャルレンディングがあります。去年から少しづつ投資しているのですが、今年に入って投資額を大きめにしています。




まず、ソーシャルレンディングとは何かですが、カカクコムでの紹介文章を引用すると、


  「「ソーシャルレンディング」(別名:貸付型クラウドファンディング)とは、投資家がインターネットを通じてクラウドファンディング運営会社と匿名組合契約を締結して出資を行い、運営会社が資金を必要とする事業者に対して資金を貸付ける仕組みです。
 小額の資金を広く集めるクラウドファンディングの手法を用いることによって、事業資金などの資金を必要としている個人や法人に迅速に資金を供給することが可能となるネット時代の新しい金融商品です。

 ソーシャルレンディングのメリットとして、最低1~10万円からと少額から募集プロジェクトに投資できることがあげられます。そのため貸し手は、様々なプロジェクトに分散投資することで貸し倒れリスクをある程度分散することができます。
 そして、ソーシャルレンディングの融資先は、電力開発などの新規事業や不動産投資、ベンチャー企業、海外の個人向けの貸付など多岐に渡り、リスクの度合やプロジェクトの内容によりますが3~10%程度の高い目標利回りが設定されています。


ということで、重要な点を要約すると、


・個人が貸金業のようなことをネットを通じてやる


・低金利時代の現在ではあり得ないような高利回りの金融商品であり、10%をこえる利回りも当たり前のようにある


・日本だけでなく、アメリカやアフリカなど世界中に投資ができ、不動産やソーラーパネルや中小企業の資金繰りのための資金など様々な用途への貸付が可能である点です。


 クラウドファンディングという言葉はすでにかなりの人は知っている思いますが、一般的にクラウドファンディングといえば、購入型を想像すると思いますが、貸付型というのが、私の中でとても熱い分野になっています。


 市場も今後どんどん大きくなってくるとは思いますが、まだ未成熟な市場なので、少し怪しげな業者が存在する可能性もありますから、注意も必要です。貸付先だけでなく、ソーシャルレンディングを運営している会社のリスクも大きく考慮にいれなければなりません。ただ、SBIやGMOなど上場企業もこの分野に進出してきているので、こういう会社を使えばリスクを抑えられるかもしれません。もちろん、リスクが小さくなる分、リターンである利回りも落ちる傾向があります。


 ある程度資金がある人は、自分の投資ポートフォリオのなかで、ソーシャルレンディングの割合を増やすことは全然ありな戦略だと思います。10%の案件を1000万円で回したら、税を考慮しなければ、毎年約100万円の不労に近い収入が得られるわけですから。


 この業界のトップはmaneoという会社で、GMOクリック証券も出資しています。私に関しては、ガイアファンディングというアメリカの不動産投資を扱っている業者をメインで使っています。もちろんリスク分散も必要なので、その他の業者も補足的に使っています。


 私のポートフォリオは世界中の株や債券をバランス良く投資しているつもりですが、ソーシャルレンディングの割合が増えたので、海外債券の割合が大きくなっています。今後もこの傾向は続くかもしれません。ソーシャルレンディングという、未成熟だが、大きく成長するこの市場は要注目だと思っています。


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