2017年1月21日土曜日

ETFとFXとソーシャルレンディングの運用バランス



 私の投資の三本柱は、株(ETF)、(為替)FX、ソーシャルレンディングです。特に私が注意しているのは、この3つのバランスです。ソーシャルレンディングは、元本が変動しない債券投資ですが、ETFとFXは大きく変動します。ですから、大きくバランスを崩して運用していると想定以上の変動が来てしまいます。




 私は、FXはETFのリスクヘッジとして運用しています。ですから、ETFとFXの損益は逆相関にあります。ETFが含み益になるとFXは含み損になります。ただ、ETFの方が大きなポジションをもってますので、ETFが上がっていって行ってくれた方がうれしいです。

 FXに関しては、もう一つの役割があります。それはスワップポイントという金利のようなものをもらうことを目的にした運用です。これは2つの通貨の国の金利などの差をスワップポイントととして調整する仕組を利用します。だから、日本のような超低金利な国の通貨と、南アフリカのランドのようなインフレの国の高金利の通貨のペアでFXの買い建てをするとけっこうなスワップポイントが毎日もらえます。

 このスワップポイントを目的にFXをすることができるのですが、往々にして高金利の国の通貨は下落しやすいです。ですから、高いスワップポイントをもらっていても、通貨自体の価値の下落の方が大きく結局損をしてしまっているということはよくあります。ですから、そのリスクをFXの売り建てでヘッジする必要もあります。

 ヘッジ用通貨の候補としては、ユーロの売り建てがオススメです。ユーロは日本以上の低金利で売り建てであってもスワップポイントがもらえるからです。もちろん、その高スワップポイント通貨とユーロが完全な逆相関ではありませんが、私の経験上はけっこうヘッジできてます。

 では、私はどこの国の通貨でスワップポイントを稼いでいるのでしょうか。それは、中国の元と南アフリカの元です。一般的にオーストラリアやニュージーランドの通貨がスワップポイント投資で人気ですが、一回あたりの投資額が大きく、私の好きなナンピン投資に向かないので元とランドにしています。南アフリカのランドは高スワップで有名ですが、よく得体も知れない動きをするので、割合としては、中国の元の割合の方が大きいです。

 FXでのスワップポイントの運用での重要なところはレバレッジがかけれるところです。ですから、例えば5倍のレバレッジをかけていれば5倍の金利がもらえます。ただでさえ高い金利が簡単に何倍にもなります。ただ、その分変動リスクも何倍にもなるので注意ですし、だからこそユーロなどでリスクヘッジすることが大事になってきます。

 全体の割合としては、ETFが100なら、FXの買い建ては100、FXの売り建てが50,ソーシャルレンディングが100ぐらいを目標に運用していってます。

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