2017年1月9日月曜日

スマホでETF投資が最適解



 今回は、投資において私が重視しているETF(上場投資信託)というものを数回に分けて紹介します。




 まず、投資信託協会によると、投資信託( ファンド )」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品です。」です。ETFは、投資信託というものを上場させたもので、ETFと投資信託の違いが大きなポイントになりますので、違いを整理します。


1,ETFは上場しているが、投資信託は上場していない

2,ETFは株と同じように取引時間中に売買できるが、投資信託は一日一回だけ価格が算出される

3,ETFは証券会社で買うことになるが、投資信託は証券会社だけでなく、銀行や郵便局でも買える


が大きな違いですかね。

 ですので、ETFは一般的な株という認識でいいと思いますし、投資信託はリアルタイム取引でないというのが大きな特徴です。ただ、どちらも日経平均の指数に連動していたりと分散投資に優れている点では同じです。

 両者にメリットとデメリットがあります。

 ETFに関して言えば、アメリカではETFの商いが盛んなのですが、日本では歴史が浅くあまりETFが普及していないので、流動性が弱い銘柄が多く、適正な価格で売買できないことがあります。もちろん、流動性が全く問題ない銘柄もあります。これに関して言えば、投資金額が大きくなく分散投資する私のような投資家は気になりません。

 投資信託に関して言えば、毎月分配型などの商品で、特別分配金という実質元本払戻を分配金として分配する商品が多いことです。分配金をもらっている本人からしたらうれしいですが、実質投資元本が返ってきているだけなんで、本人に自覚がなければある意味詐欺的な商品という面もあります。しかもこの毎月分配型が人気商品になっていることが金融業界の大きな闇の一つです。日本人の金融リテラシーが低いゆえの悲劇なのかもしれません。特別分配金というのは、ETFにはありません。

 信託報酬というのが、ETFにも投資信託にもあります。これは投資信託を運用するためのに運用会社に払う諸費用ですが、避けて通れません。これが嫌な人は現物の個別の銘柄を買ってくださいというしかありません。が、信託報酬も価格競争がおこっており、かつてほど高くはありません。一般的にETFの信託報酬の方が安いのですが、投資信託も安いのが出てきてます。長期的に信託報酬は気にならないくらい競争により安くなっていくような気がします。

 私は生粋のETF派なんですが、その理由がスマホの証券会社のアプリでポートフォリオや売買の管理ができるからです。もちろん投資信託もブラウザ経由でもできますが、面倒いですし、未来を感じないからです。ですから、もしあなたがこれから投資をする意志があるのなら、ETFでデビューすることをオススメします。何千円から世界中にスマホから投資ができます。


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