2017年1月23日月曜日

私のETFにおける債券投資戦略


 私の株(ETF)においての債券戦略について話します。ETFでも債券を買うことはできます。ですから、世界中を満遍なく債券投資しています。ただ、日本やEUなど利回りが余りにも低い地域は投資の対象外にしています。

 一般論として、株よりも債券のほうが利回りは低いですが、新興国などの債券はリスクが高いので利回りもそれなりのものになっています。新興国などの債券の利回りが高いということは、それだけインフレ率が高かったりするなど債券が下落しやすいともいえます。新興国債券としては、これをもっています。利回りは5%ぐらいあります。




 ですから、日本などのように利回りは低くなく、新興国などのようにリスクがそれほど高くない地域を重点的に投資対象にしています。わたしにとって重点的に投資地域はアジアです。これらの国は成長性や安定性においてバランスがとれているので、そこそこの利回りで債券価格も下落しづらいという特徴があります。


 あとは、米国債券も無視できないので投資しています。先進国ではありますが、それなりに金利は高く投資対象としても魅力的です。ただ、トランプ政権が、減税や大幅なインフラ投資をするなどと宣言しているため、金利の上昇、つまり債券価格は下落してしまっています。ただ、為替の影響が大きので、為替のヘッジなしだと上昇傾向ではあります。為替ヘッジありだともちろん下がっています。為替ヘッジにはコストがかかるので利回りは落ちるので、利回りを重視するなら為替ヘッジはしないほうがいいです。



 最後に、米国ハイイールド債について紹介します。これは米国内においておリスクが比較的高い債券を集めたETFです。ドル建てなので新興国債券のように為替が無秩序に暴落とかはないのですが、投資対象自体のリスクは高いです。ただ、利回りは高いけどドル建てなので、新興国債券よりかは投資しやすい印象はあります。


 以上が、私がETFで投資している債券の紹介でした。これらはすべてに投資をしていますが、アジア債券がその投資の中心で、日経平均株価と逆相関に近い動きをする米国債ヘッジ付きも大きく投資をしています。ETFという株を買っているんだけど、その投資先は債券であるという話でした。



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