2017年3月22日水曜日

FXでのスワップポイント生活のススメ



 私のFXの戦略として、株の下落リスクのヘッジとスワップポイント(通貨間の金利差による調整金みたいなもの)の獲得があります。ですので、今年に入ってから、FXで様々な通貨に対して買い建ての投資を少しずつしています。





 株の下落リスクのヘッジの場合は、ユーロとスイスフランの売り建てをすることによってリスク管理しています。ユーロとスイスフランは金利が低い国なので、売り建てでもスワップポイントが入ってくるからです。ただ、日本との金利差でいうと、日本自体もかなり金利の低い国なので、入ってくるスワップポイントは少ないです。

 ですので、より積極的にスワップポイントを獲得するために、金利の高い国の通貨へ投資をしています。リスクがありますけど、トルコのリラなんかはレバレッジをかけたりするとかなりの高利回り金融商品ということになります。トルコリラはここ数年ひたすら減価していましたが、今年になって下げ止まった感もでてきており、スワップポイント目的での投資のタイミングかもしれません。

 トルコリラよりは、利回りはよくないですが、南アフリカのランドもけっこうの高スワップポイント通貨です。変動が激しく時折大きく下落することも多いですが、この通貨も今年に入って堅調です。資源の価格が堅調なのが要因なのかもしれません。スワップポイントが高いのに、通貨価値も上がってきており、キャピタルゲインも獲得できるような通貨に今年からなっています。もちろん、そろそろ大きな下落があるかもしれませんが、トルコリラよりかは安定感はあります。

 私の本命としては、中国の元です。元を扱っていないFX会社は多いのですが、私が使っている楽天証券は昨年末から元を扱い始めました。元は比較的金利が高く、世界第2位の経済大国の中国の通貨であるという安定感を兼ね備えています。元の下落というニュースをよくみますが、対円ではほとんど対ドルと同じような動きをしているので、リスク管理はしやすいです。

 その他にも、ニュージーランドドルやオーストラリアドルやフィンランドのクローネなどにも投資をしてますし、もちろんドルにもしています。

 今後アメリカ中心に金利は上がっていく局面になる一方、日本は大きく金利が上がる気配がまだありません。ですので、スワップポイントの金額は大きくなっていくと予想されます。適度にレバレッジもかければ高利回りの定期収入になるかもしれません。

 もちろん、変動リスクの方が遥かに大きいので、少額投資をして、そこそこ下落したら買い増すような投資スタイルがスワップポイント投資に適していると思います。


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