コンビニ経営とおサイフケータイの普及

　Amazonの電子書籍読み放題サービスであるKindle Unlimitedを使い続けて半年以上になりました。自分が気になる様々な分野の本を読んでいますが、少し本の紹介をしつつ、思ったことを書こうと思います。

　Kindle Unlimitedなので、この本は内容がないなと思ったら、すぐに次の本に移り、ためになると思うと最後まで読みます。そういう読み方ができるのがKindle Unlimitedの強みだと思います。

　こちらの、「そのFC加盟契約ちょっと待ったー！: 元スーパーバイザーが教えるフランチャイズの真実」を読みました。




　コンビニエンスストアは飽和状態と言われながら、未だに増え続けています。そんな競争が激しい業界をフランチャイザーの視点から書いた本です。

　フランチャイザー側からの出店ノルマの話などはリアルであり、今からフランチャイズを契約する人は注意しないといけないなと思いました。オーナーになってくれる人を増やさなければ会社の業績として評価されないフランチャイザーの担当者によるある種の騙しのような話も含まれています。

　話は変わりますが、コンビニエンスストアの経営でなく、技術革新という意味で、私はコンビニエンスストアを高く評価しています。特におサイフケータイなどの電子マネーを全国どこでも使えるのはコンビニでの採用が大きく貢献しました。

　ケンタッキーやモスバーガーなど同じフランチャイズでも、電子マネーを全く採用しないところも多いなか、とても感謝しています。全国一律でどこの店に入ってもほぼ同じというのは、新しい技術をすばやく普及させるという視点でみれば大変有効な手段だと思います。