2017年3月23日木曜日

FXが投機の代表であるという誤解



リスクをとるのが苦手な日本人とよく言われます。株の保有率も低く、金利が低くても定期預金が大好き。一方で、パチンコが大好きです。実際のとこはどうなんでしょうか?





リスクが苦手と言われる日本人ですが、パチンコだけでなく、FXという為替差益を狙う非常にリスクが高いモノが大好きです。世界的にみても日本人の取引量のシェアは高いです。証拠金取引なんで、株の現物売買よりも遥かにリスクが高いです。株は信用取引などをしなかったら、基本は元本がマイナスになることもなく長期に保有ができますが、FXはロスカットなどがあり、注視していないと、いつの間にか大きな確定損失になることもあります。

あくまでも私の意見ですが、日本人はリスクが嫌いなのではなく、義務教育における金融教育があまりにもされてないので、どういう風に資産を運用すればいいのかという知識に乏しく、なんとなく刺激的で単純なパチンコやFXに依存してしまっているような気がします。

それは、FXという資産運用をする上で重宝する手段をギャンブルの一つのような風潮にしてしまっている原因になっていると思います。そもそもFXは為替差益を単純に追求するのでなく、様々なリスクをコントロールするための手段だと思います。

例えば、米ドル建てでアメリカで大きな投資をしないといけない時、為替リスクが怖いという人がいるかもしれません。そんな時、投資額と同じ金額をFXのドル円の売り建てをすると為替リスクから完全に解放されます。

これは例えのひとつですが、資産運用をしていれば、この応用でいろんな場面で使えます。特に日本は金利が低いのでスワップポイントという金利調整金をゲットするという目的で長期投資としても有効です。

是非、投機の代表であるFXという誤解を解きたいですね。


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