2017年3月30日木曜日

任天堂のSwitchは依然として不透明



任天堂の新型ゲームであるSwitchが発売されて数週間が過ぎて、販売台数などの数字が発表され始めた。過去の任天堂ハードと比べると若干弱い感じもするが、かといってゲーム機が売れる年末商戦でもなく、まあまあ、という印象です。




もともと、ある一定の任天堂のコアのファンが発売直後に必ず買うという現象がいつも起きるので、発売直後の売上はあまり重要ではない。今後は、一定の任天堂のコアファン以外の人がいかに継続的に買ってくれるかが焦点になる。だが、その辺りが依然として不透明である。

理由としては、

今後のソフトラインナップが失敗とされているWii U以下レベルのモノであること。スプラトゥーンの新作やマリオの新作などのレベルのラインナップはWii Uであったので、インパクトはない。12Switchのようなゲームが大ヒットに繋がることが重要であるが、私がやった感想と周りの反応をみても大ヒットにする感じはなく、売上本数も伸びてはいない。

下品な言い方をすると、今後のラインナップはWii U末期のスカスカの時とたいして代わり映えしない。任天堂以外のソフトメーカーはWii Uの時以上に慎重になっているように感じる。聖剣伝説のSwitchへの移植が発表されて少し話題になったが、このぐらいの移植で話題になるほどSwitchのラインナップは弱いのかと逆に驚いた。これはVCとして安く提供するレベルのものだと思うのだが。

ドラクエの新型がSwitchで発売される予定であることは追い風だが、Wii、Wii U時代はドラクエの10を任天堂がほぼ独占できていたことを考えると、PS4などで発売されたあとに発売してもインパクトは弱いと思う。

スマホの普及が小学生までに及んでいる現代に、ゲーム専用機としての価値が試されているが、そのゲーム専用機としての価値がゲーム分野でスマホに負けているように感じてしまう。


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