2017年3月28日火曜日

ビットコインの価格変動リスクの考察



私がまだビットコインへ投資はしてませんが、いずれしようとは思っています。まだ投資対象としてみていない理由としては、ビットコインの価格変動が株や為替以上に予想困難なことがあげられます。では、なぜビットコインの価格変動は大きいのでしょうか。




考えられる理由としては、

1、市場参加者が少ないので、取引量が少ないことです。買いたい人と売りたい人とのバランスが崩れやすく、いったん崩れると大暴騰や大暴落を引き起こしてしまいます。

2,市場参加者がビットコインに対して疑心暗鬼であることです。ビットコインは将来的に国際的な決済のスタンダードになるであろうと頭では理解していても、心のどこかで不信感が根強いことがあります。ですから、何か価格が変動するような政治経済ニュースがあると必要以上に投資家が過剰反応をしてしまっているような気がします。

3,ストップ高やストップ安がないなど、法規制が追いついてないこと。株などでは、ある一定の範囲を超えて変動すれば取引を停止するなど、相場が行き過ぎた反応をすることを防ぐ仕組がありますが、ビットコインにはまだそういうシステムがありません。

4,国家による介入に対する警戒感があります。これは3と矛盾したものであるかもしれませんが、法制度が未整備なため、国家がマネーロンダリングなどの不正目的で使われてしまったりすることを防ぐためにビットコインを規制してしまい、価値が下がってしまうというリスクです。ビットコイン投資家はこれに対しては最大のリスク要因として常に警戒をしています。

これらがビットコインの過剰な変動要因だと思っています。ただ、価格が変動すること自体は、差益を獲得するチャンスでもあるんで、悪いことだけではありません。ただ、私としては、ある程度の予想可能性は確保したいので安定はしてほしいです。

おそらくビットコイン投資家の層が厚くなり、ビットコインを前向きに利用するという方向で法制度が整備されていけば、ビットコインの価値も上がり、投資対象として今よりも魅力的になるような気がします。



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