2016年6月14日火曜日

スマホでゲームするくらいならスマホで株をしよう(3)


 日本でもETFを普及させようという動きの記事です。


「 東証、ETF普及へ専従班 保有者2倍の100万人超狙う http://ift.tt/1sCu9Ie 日経 」


 ETFの保有者は昨年夏時点で約57万人のを、東証は2019年3月期までに2倍の100万人超に増やす目標を掲げているようです。




 で、ETFというのは何なのかと言うと上場投資信託の略で、投資信託を上場させたものです。投資信託と何が違うかと言うと、上場しているので、通常の株と同じように株価チャックができますし、売買もできます。

 投資信託だと、投資先は株であったりもするんですが、今の価格はいくらでとかも常時わかりませんし、好きなタイミングで売れるわけではないです。投資信託のその日の成績は、取引時間が終わった後にまったりと発表されます。投資信託を売ったとしてもいくらで売ったかがすぐに分からなかったりします。

 日本では、証券会社などが投資信託を売ることに熱心ですし、銀行はETFを売買する基盤がなかったりするので、投資信託を売ってきます。なので、投資信託のシェアが高くETFのシェアが低いです。一方、金融先進国のアメリカではETFの方がシェアが高いです。

 一長一短あるんで、一概にどちらがいいかという話でないですが、スマホとの相性で言えば、ETFです。

 なぜなら、スマホのアプリは株の売買をするために作っているところが多く、現在の株価や売買はアプリでだけでできたりします。なので、ETFは株と同じように売買ができるので、スマホのアプリでETFの株価チャックができるのです。投資信託になると、わざわざブラウザを経由して現在の状況をチェックしなくてはならなかったりします。

 常に自分のポートフォリオを確認できるので、株の所有感がとても強くなり、気持よく投資を味わえます。

 ただ、ETFにも問題点はあります。上記の記事にあるようにETF保有者は少ないので、商いが薄く、なかなか適切な価格で売買できないという問題などがあります。流動性の問題ですね。

 これに関しては、私は困っていません。なぜなら、いろいろなETFに分散投資しているので、大量に同じ銘柄を売買しないからです。ですから、そんなに何百万円以上の売買を頻繁するような人でなければ人気のあるETFを買ってれば問題ないような気がします。

 ETFは低額でいろんな国の株や債券だけでなく、石油や特定の業界の株など組み合わせはたくさんありますし、新しい商品もどんどん生まれています。

 スマホとETFというのは今後のスタンダードになってほしですね。


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