2016年6月13日月曜日

アマゾンのビデオダイレクトはユーチューブREDと競合するのか



 YouTuberに対抗して、アマゾンも似たようなサービスを始めるみたいですね。





「 Amazon、YouTube対抗のクリエイター向けプログラム「ビデオダイレクト」開始 日本でもhttp://goo.gl/hsgUpt 」


 YouTuberのようにアマゾンのアマゾンビデオでも自分のオリジナルな動画をアップロードして収益を得られるようです。専用ページで規約に同意すれば、誰でもエントリーできて、動画は、Amazonビデオが利用できるすべての国(米、英、独、オーストリア、日本)で公開できるとのことです

 収益の方法は、

Amazonプライム会員による視聴時間に基づくロイヤリティ(米国では1時間当たり15セントで年間7万5000ドルが上限)、②無料公開動画の広告収入(YouTubeと同率の55%がクリエイター分)、③動画の販売/レンタルの売り上げ(50%がクリエイター分)、④(昨年12月に米国で開始した)「Streaming Partners Program」での販売収入

 の4つのようです。

 ユーチューブの後追いサービスなんで、ユーチューブにない付加価値が何であるかがポイントですね。ユーチューブにはすでに優秀なYouTuberがすでにたくさんいますし、なかなか厳しい感じもあります。アマゾンビデオの視聴者数は増えているんでしょうけど、ユーチューブの視聴者数には勝てないでしょうし。ただ、アマゾンプライム会員はしっかりお金を払っている視聴者なんでこの方々の心をしっかり掴めれると視聴者数は少なくてもペイするんでしょうかね。

 奥の手として、有名YouTuberを買収して、アマゾンに来てもらうってのもありなんでしょうかね。効率的に視聴者ごとごっそり買収が出来そうですし。

 そういえば、もうすぐ日本でも始まるユーチューブREDは今回のサービスであるアマゾンダイレクトと似ている部分もありますね。会員費を払うユーチューブREDユーザーが視聴するとより収益が高くなるという意味で。

 アマゾンもグーグルもそれぞれアマゾンプライムとユーチューブREDという有料会員を増やして、その収益を一般人であるコンテンツプロバイダーに還元して、好循環をつくろうとしてるんでしょうかね。


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