2016年6月23日木曜日

スマホでゲームするくらいならスマホで株をしよう(5)


 スマホによる投資を普及させて日本を金融立国にしていこうという趣旨で書いている連載シリーズです。明日は英国のEU離脱かの決断がある重要な日になりそうなんですが、こういう節目イベントは定期的にも突発的にも起こるんで、長期投資をしている人はどんと構えとけばいいと思います。




 あまり投資に慣れていない人が短期のイベントで右往左往して買ったり売ったりすると経験上ろくな事がないです。おそらく賢い海外のファンドなどにいいようにやられて結局損失の可能性が多いです。

 あくまで自分の当初に立てた投資スタンスを感情を排除して淡々と実行していくことの方が私の場合は良い結果が出てます。確かに含み損が大きくなってきていると不安になり感情的になります。が、感情に左右されることが投資で一番やってはいけないことだと思います。

 含み損が大きくなり不安になる原因として、自分の資産に対して投資がデカくなりすぎている場合もあるんで、当初の計画で安全資産の割合は自分の性格を鑑みてしっかり確保して感情を排する環境を作ることが投資の成果に繋がると思います。

 私の投資スタンスは愛着のある銘柄に長期投資で、ナンピンで平均単価を下げてできるだけ含み益の状態にして、配当で少しづつ回収というパターンです。ですので、今回のような英国のEU離脱のようなケースはむしろ安く買えて平均単価を下げるチャンスでもあるんで、明日の結果がどちらにしろ自分にとってはプラスだと思ってます。ですから、残留で今の株価が上がってOKですし、大暴落でも安く買えてOKです。安く買うこのナンピン戦略は買い増し余力がないとできない戦略はなんで最初の投資は少なめにして少しづつ増やしていく地味な投資です。

 ナンピン戦略のポイントは投資先が絶対価値がなくならいものであることが重要です。新興市場の個別銘柄の場合、ひたすら下げ続けとうとう価値がほぼゼロになったというパターンは少なくないですが、たとえば、ETFで日経平均と連動した銘柄を買うと、日経平均がゼロになることはありませんし、落ちていても景気の循環でまた上昇するというパターンが常なので、ナンピン戦略はしやすいです。他にも原油に連動したETFなどは、あれだけ原油が暴落したと言われていたのに、今ではまた上昇しています。価値があるのに、循環的にや突発的に暴落しているものを狙うのはナンピン長期戦略では重要です。


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