2016年6月15日水曜日

アップルにアマゾンプライム式をやってほしい



 2016年のWWDCが終わりましたね。全体的な印象として生活を一変させるような発表はなかっと思います。会社や学校で話題になるほどでもないような気がしました。とは言え、堅実な進化はしているとは思います。





「 アップル、自前で音楽制作 有料サービス活性化 http://ift.tt/1UsxyE3 日経 」

 こんな記事が日経でありました。その中でアップルの音楽サービス戦略に大きな影響力があるジミー・アイオヴィンさんが、アップルが今後、独自コンテンツを制作することについて「優れたアイデアがあるなら音楽、動画、番組など全く制限はない」、「単純なまとめ売りの定額配信では音楽ビジネスの主流になりえない」と語ったそうです。

 さらに、会員獲得増に向け独自コンテンツの自社制作が選択肢として、著名なミュージシャンも多いビーツの人脈を生かして有望な人材を発掘し、独占的に楽曲の提供を受けるなど、疑似的なレコード会社を運営する可能性もあるとのこと。

 独自のコンテンツの提供は、差別化のためアマゾンプライムやネットフリックスなど他の競合もやっているので、当然の流れではあります。

 私の要望としては、定額制のビジネスは音楽や映画や書籍など個々を分断させて提供しているところが多いのですが、それを一つのパッケージとして提供してほしいです。要はアマゾンプライム的なものです。

 映画や音楽や書籍などどれか一つでも興味があればそれに加入するきっかけになります。例えば音楽だけ好きな人がそれに加入すれば、気づけば今まで興味なかったような映画に魅了されてしまって映画を見ることもメインの一つになってしまったような感じです。

 音楽の定額サービスを使っていて思うのは、今まで今日もなかったジャンルなんだけど、定額だから聴いてみようという気持ちになります。しかもそのジャンルの音楽が実は自分にとても合っていたなんてことがよくあります。1曲1曲お金を払って音楽を買うスタイルであれば失敗したくないんで慎重になりますが、定額制にそんな慎重性はいりません。

 同じような感じで、アマゾンプライムで映画だけが興味があったのに、実質無料だからアマゾンミュージックを聴いてみたら思った以上に良かったという声もありました。

 自分が今は興味はないけど、実はその分野を自分が知らなかっただけだったというのはよくあり、その状態は潜在的な需要を喚起できてないことなんでとてももったいないです。

 ということで、このアマゾンプライム式なコンテンツ提供をアップルもしてほしいです。アマゾンはネット通販があるから客寄せとして割りきってるからこそできるている部分もあるんですが、アップルレベルならアップルのサービスを使ってもらう客寄せとしてできるのではないかと思います。


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